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〜日刊工業新聞より〜 直居鉄工の直居淳雄社長は「普通の板金屋さんと違うのは、提案力のあるところ」と胸を張る。金庫など防犯機器メーカー、クマヒラ(大阪市中央区)と現金自動入出機(ATM)のCDブースを共同開発するなど、ユニークな展開をみせる。 充実した精密板金加工設備で、産業機械部品や高速道路資材部品を手がける一方、27年前には工事現場などで使われる安全標識具の「コーンバー」を製品化した。また、プラスチック製溝ぶたのほか、免震装置の部品も手がけるなど製品開発にも積極的。 ATMブースは現在、月10台-15台のペースで生産、クマヒラが販売する。「ATMを狙った事件が増える中で頑丈さが評価されている」という。 8月からはスチール製の安全柵も市場に投入。「これからは『水』と『安全』を視野に入れた事業も展開していきたい」(同)と意欲的だ。 |
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